第一章

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2. 「娘さんは事故が起きる前の出来事、事故の間の記憶、はたまた自分が何者であるかということまでもがわからなくなっています。この記憶障害が事故の衝撃のせいであるとは断言できかねますが、そう考えるのが妥当でしょう。」 目覚めたわたしを診察し、医師はそう言った。
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