プロローグ

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 紙飛行機が飛んでいた。 ふわり、ふわりと風に揺られながら。 誰にも触れない紙飛行機。 それがなんだか自分みたいで、気がついたら追いかけていた。 ふわり、ふわり。 紙飛行機が飛んでいた。
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