幼少期

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俺が3歳の時おばあちゃんは68歳だった。 俺は小さい頃からおばあちゃんが大好きでいっつもおばあちゃんから離れなかった。 おじいちゃんは俺が2歳の時に交通事故で亡くなったと聞いている。 なので俺はおじいちゃんのかおは写真でしか見たことがない。 おばあちゃんはおじいちゃんが死んで悲しくて少しの間俺ん家で暮らしていた。 俺はおばあちゃんと一緒に買い物に一緒に行ったり、公園で遊んだりした。 おばあちゃんはいつも俺に言っていた。"いつでもおばあちゃんは晃の見方だからね"とそして"ありがとう"を言える人になるんだよと。 そして俺が5歳の頃からおばあちゃんとあまり過ごさなくなった。保育園の友達と遊ぶようになったからだ。 おばあちゃんはいつもおやつを作ってまっていてくれた。俺はおばあちゃんが作るホットケーキが大好きだった。 ある日 俺が帰るとおやつがなかった。俺はおばあちゃんの部屋に行っておばあちゃんに言った「なんでおやつ作ってくれなかったのおばあちゃんのバカ!!」俺は泣きながら言った。 おばあちゃんは朝から熱があり寝ていた。それでも俺はおばあちゃんに怒鳴っていた。 おばあちゃんは布団から起き上がって"ごめんね、ごめんね"とずっと言っていた。 そのまま俺は部屋を出て行った それからおばあちゃんは俺ん家から前住んでいた家に戻って行った。 俺は謝ってなかったのに…と思いながらおばあちゃんに"出てけ!!"と言ってしまった。 なんでその言葉が出てきたのか自分でも分からなかった。
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