いつもの朝

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「幸にぃ、字下手」   「幸ちゃん、字下手だね」   「うるせぇよ…後で、Excelで作り直すから今はこれで我慢しろい」   「幸ちゃんって、料理出来たっけ?」   「余裕で作れない」     えー…と咲がぶーぶー言いつつも、朝昼晩の食事を作ると渋々名前を書いていく   その時、ちょいちょい華の名前も混ぜていく     「華も女の子なら料理ぐらい作れないと困るからね~」   「咲ねぇだけなら安心だけど、華も一緒の日があるのか…」   「大丈夫。私、ちょっとだけならお母さんの手伝いした事あるし」   「高校生になるぐらいには、料理が完璧になってるよ」     咲は、優しい笑みと共に華の頭をぐしぐしと撫でる   華は、う~…と言いながらそれを嬉しそうに受けていた     「中学生に負けた感想は?」   「高校生ナメんな。とだけ言っておこう」   「喧嘩はダメだよ?さて、次は…買い物は男の子の役目だよね。幸ちゃんに決まりっと」   「まあ、部活やってないし大丈夫だよ」     と、こんな感じで各自の役割が決まり   幸がPCで完成させて、冷蔵庫に貼付けた     「はい。じゃあ、お昼からこの通りやってくからね?」   「りょーかい」   「うん」     なんだかんだで既にお昼近くだったりするので、各自自分の仕事を始める為に行動を始めた  
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