再度

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結局、朝まで眠れずに夜が明けた。 出勤する前に「答えを聞かせてね」とメールした。 この時は、駄目でも仕方ない、と自分に言い聞かせるが・・。 出勤してすぐに、ゆみと目が合い 「どう?答えを聞かせて」 この時のゆみの照れたような恥ずかしそうな笑顔が可愛く、絶対に失いたくない、とまた心がざわつく。 午後に、ゆみのところへ行き、また 「やり直したい」 と言う。 「でも何もしてあげられんよ、もっと大事にしてくれる人がいるんじゃない?」 どう言われようと、ゆみ以外の女に興味がない俺は 「ゆみしかいないから」 その晩、待ち合わせをしてゆみを抱くことになる。
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