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紫「はいはー…」
まあ、誰やろうという
不信感はあったけども
でらな始まらへんから
ゆっくりとドアをあけた。
紫「…」
黒「ひなっ!すまん!!!」
そこに居ったんは、
寝起きから着替えだけして
向かったんやろう、恋人の姿。
会いたかった、なんていうて
抱きつきたかった俺も居るんやけど、素直ちゃう俺はアイツの胸に寄り添えない。
黒「ひなっ…」
紫「…」
自分でも吃驚するくらいの
頑固やな、俺も。
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