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その他にも色々あるが、ちょっとやり過ぎだろと小学校の時の自分が感じるくらい野球に対しては厳しかった。
本来なら楽しいはずのスポーツなのだが、自分にとってはただ辛いのを我慢してやらされているだけのスポーツの印象が強かった。
中学に上がってもその気持ちはあまり変わらなかったが、それ以前に『真面目にやっている』とは程遠い練習態度であった。
中学三年の時には顧問の先生と喧嘩になり、大事な地方大会の町内予選が始まる前に、顧問の先生も監督を放棄して試合や練習にも出て来る事なく、皆に迷惑をかけた時もあった。
さらにはある日の練習中、自分のキャッチボールや二人一組でやる練習の相手が、当時自分と仲の悪いグループの一人で、度々練習中に喧嘩になる時もあった。
「おう!てめぇの投げる玉コントロール悪くて打てねぇよ!」
と挑発した自分に対し
「ぶっ殺すぞ!」
と返してくる相手。
他の部員がわりと自分達の事を気にしていた為、喧嘩が始まってもすぐ二人の元に駆け付けて止めに入ってきた。
こんな感じの出来事が練習中にも日常茶飯事で起きていた。
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