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第七学区柵川中学校前
「はぁ、私だけ補習って。どういうこと?」
佐天涙子。柵川中学校に通うレベル0の無能力者。よくジャッジメント第177支部に顔を出してお茶菓子等を拝借したり、初春や黒子と会話をしたりしている。時には一緒に事件を解決したり等、行動力が強い面も見受けられる。
「ちょっと授業の話聞いてなかっただけで夜まで残すかな。」
辺りはもう暗くて、街灯が道を明るく照らしていた。
「もうとっくに完全下校時間過ぎてるよ。早くかえろっと。」
そんなことを呟いていると謎の幽霊のような人形の半透明な生物のような物と常盤台中学の生徒が戦っているのを見た。
「な、何あれ。て言うかなんで常盤台中学の生徒がここに?」
「なにこいつ、反応が早い!?」
謎の生物のような物が襲いかかった。
「ちょっと!い、嫌だ、あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!…あ…あ……。」
常盤台中学の生徒が倒れた。
「ちょ、ちょっと!ヤバイじゃん!アンチスキルに連…あっ!!。」
佐天は携帯を落とす。落としたときの音が響いた。
謎の生物のような物がそれに気づいて佐天のほうを振り向く。
「やば…。」
佐天は携帯を拾ってその場から逃げた。
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