臨床実験

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ジャッジメント第177支部 翌日の放課後。ジャッジメントでは佐天涙子が昨日の話をしていた。 「見たんですよ!!昨日の夜に幽霊を!!」 「幽霊?どのような幽霊ですの?」 「背が高くて…体が細い。体色は半透明でした。」 「なあ黒子、それって…。」 登が黒子に尋ねる。 「そうかもしれませんわね。」 「えっ、えっ。なんですか?」 「佐天さんが目撃した幽霊はある事件の要因のひとつかも知れませんの。」 「えっ!!じゃあじゃあ、私ってお手柄ですか!?」 「そ、そうですね…お手柄ですよ。佐天さん。」 登は少し暗めに言う。 「なんですかその反応。」 「冗談ですよ。」 登は笑顔で言った。
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