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ジャッジメント177支部
「学舎の園で常盤台の生徒が廃人に!?」
登は目を丸くして驚いて言った
『そうですの。被害者は海原理子。レベル3のパイロキネシスト、夜道を歩いてる時に襲われたみたいですの。』
「みたい…か、被害者が廃人じゃ話を聴くことはできないな。」
死人ではないが、死人に口なしとはこのことを言うのだろう。
『わたくしはもう少し現場を見てからそちらへ戻りますわ。』
「あぁ、わかった。」
登は無線の電源を切った。
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