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新西暦0年・・・
増えすぎた人口により、地球上の土地のほとんどを人が埋め尽くす時代になった。
各国は協議の下、海上に人工都市を作る事で人口の分散化を図った。
新西暦140年・・・
世界中で50を超える人口都市が存在する中、最新技術を集めた人口都市「ECOH」が建設された。
「ECOH」には、多くの技術系企業が研究所を設けた他、超凶悪犯罪者を収容する刑務所「EDEN」の設置も行われた。
「ECOH」は、コンピューター管理による高度なセキュリティと、それを補うガードマンが自慢であった。
しかし、何者かの仕業により、コンピューターは爆破、それと同時に刑務所の機能もダウンした。
多くの超凶悪犯罪者が脱獄に成功したが、ガードマンの力により、半数を再逮捕することに成功した。
しかし、残りの半数は「ECOH」内に潜伏し、市民と同じ生活を送りながら、犯罪を繰り返していた。
新西暦150年・・・
犯罪が増加の一途を辿る中、政府は、市民から有志を募った。
「急募!あなたのやる気が必要です!
年齢・性別は問いません!
そのやる気があれば大丈夫!
業務内容・宣伝活動
月給・50万E(約100万円)
政府」高額な給料、そして宣伝活動という業務内容に引かれて、多くの市民が応募をした。
選ばれたのは20人。
彼らは、有無を言わさず人体改造の手術を受けさせられ、犯罪撲滅チームに入隊させられてしまう。
記憶を消された者、運命を受け入れた者、洗脳を受けた者、様々な経緯の中で、彼らは犯罪者を逮捕・処刑していった。
彼らにはそれぞれランクがあり、ランクが高いほど、高額な給料が支払われる仕組みとなっていた。
かくして、人工都市「ECOH」の安全は一時的に保たれる形となった。
人々は彼らを「HERO」と呼び、市民の味方と信じ続けた。
しかし、「HERO」が一枚岩でないことを、その時、誰も気づいてはいなかった・・・
...to be continued
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