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数分が経過し自宅に着く。
先生は沙希を抱えているため代わりに俺がインターホンをプッシュした
数秒して我が母親の返事と共に玄関のドアが開け放たれた。
「こんにちは 竜原くんの担任の伏菜羅ですけども お宅の息子さんが公園で倒れたとお友達の宮良さんから聞いて お家まで連れてきたんですが…」
そう言って 俺の親に説明し 玄関に俺を寝かせ先生は帰った
ちなみに俺の母親の反応は
「あらあらあら…すいません先生 コラっあんたもさっさと起きなさい」と愛息子(まなむすこ)である“はず”の額をペシペシ叩いていた。
さて、ここからが重要である
どうやって起こそうかなと俺が考えていると母さんが沙希をビシビシ叩いていたせいか
やっと目が開いた。
「龍翔のお母さん…?」 沙希の目覚めて第一声がそれだった。
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