序
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単位を与えるかわりに助手をしないかと、教授に声をかけられたのが四日前のことだ。 ここしばらく『仕事』が忙しかったせいで、出席日数がかなりヤバくなってた俺は、ラッキーな申し出に飛びついた。 「……それにしても、なんで俺を? ゼミの学生を誘えばよかったんじゃないですか」
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