13/15
前へ
/79ページ
次へ
俺の沈黙になにか感じるところがあったのか、教授はゆるやかに車を停めた。 そして男にしては細くしなやかな手で、俺の頬にふれた。 「そんな切ない顔をされたら、我慢できないじゃないか」 …………はぁ? なに言ってんの?
/79ページ

最初のコメントを投稿しよう!

40人が本棚に入れています
本棚に追加