2/28
前へ
/79ページ
次へ
目が覚めて見えたものは、暗い夜空に浮かぶ三日月だった。 体の感覚がなくて、ふわふわと空を漂っているような不思議な気分だった。 俺はどうなっているんだ? 毎朝のように、自分がどこにいるのかがわからなくて戸惑う。 もしかして俺は死んだのか?
/79ページ

最初のコメントを投稿しよう!

40人が本棚に入れています
本棚に追加