破
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目が覚めて見えたものは、暗い夜空に浮かぶ三日月だった。 体の感覚がなくて、ふわふわと空を漂っているような不思議な気分だった。 俺はどうなっているんだ? 毎朝のように、自分がどこにいるのかがわからなくて戸惑う。 もしかして俺は死んだのか?
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