始まり

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反射的に声のする方を向く。 声は俺のすぐ真上からだった。 俺の目に飛び込んできたのは、 「…! くまさんパンツだと!?」 「変態!」 木の枝から飛び降りる際の位置エネルギーと、木の枝を蹴った際の運動エネルギーが、 一気に顔、そして首に伝わる。 さっきの桜の花びらがクッションの役割を果たしてくれたのが幸いだった。 そう、 入学初日を保健室で過ごす事になった。
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