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「なんの用だ。俺はもうクラスから浮いちまった。友達欲しいなら他を当たれちくしょー…」
大和小春は、ニマニマとした不気味な笑顔をこっちに向け。
何やら雑誌をパラパラと捲って、ドヤ顔でそのページを見せてきた。
「今月の今日!あなたの存在を脅かすくらい大きな存在と出会うらしいのよ!」
いやあんた、そんなローカル雑誌の『新宇宙生命体占い』を見せられても…
はぁぁ…
俺は深くため息をついた。
「ラッキーな場所が桜の木でアイテムがくまさんよ!」
見つけたわ。大当たりよ。とはしゃぐくまさんパンツ撫子、
そうこれが、大和小春との出会いだった。
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