始まり 2

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「なんの用だ。俺はもうクラスから浮いちまった。友達欲しいなら他を当たれちくしょー…」 大和小春は、ニマニマとした不気味な笑顔をこっちに向け。 何やら雑誌をパラパラと捲って、ドヤ顔でそのページを見せてきた。 「今月の今日!あなたの存在を脅かすくらい大きな存在と出会うらしいのよ!」 いやあんた、そんなローカル雑誌の『新宇宙生命体占い』を見せられても… はぁぁ… 俺は深くため息をついた。 「ラッキーな場所が桜の木でアイテムがくまさんよ!」 見つけたわ。大当たりよ。とはしゃぐくまさんパンツ撫子、 そうこれが、大和小春との出会いだった。
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