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そんなこんなで何とか学校に着いた
『なぁ、凛職員室分かる?』
「任せて!大体の場所は聞いたから」
そう言って校舎の中に入ったのはいいが、
「あ、あれっ?」
凛が方向音痴っていうこと忘れてた……
『はぁっ、凛に聞いた俺が間違いだった』
ため息を吐き自分の感を信じて廊下を進んでいった
向こう側から眼鏡をかけた男の子が歩いてきた
丁度いい、道聞いてみるか
そう決断をだし声をかけた
『すみません、職員室はどこにあるか知りませんか?』
手に持っていた小説から顔をあげ俺の質問に答えてくれた
「あぁ、転校生ですか
職員室はこの階の右端にあります早く行かれたほうがいいですよ
それじゃあ」
と歩きだす彼に向かって礼を言ってから俺たちも職員室に向かった
「ククッ……神崎侑季、面白い奴が入ったじゃねぇか」
彼がそう呟いてたとは知らずに
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