〓飛再地への贈り物〓

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  幾度となく足を運ぶうち、自治会長さん夫妻をはじめ、多くの皆さんとの交流を深めることができました でもその反面、この仮設住宅の問題点も見えてきました このままではだめだ でも、だったら‥ どうすればいいんだろう? そんな時、とある団体の方が語ってくれたひとつの目標 それは『自立を促す支援』 今後、日が経つごとに減っていくと思われる支援 私たちだっていつまで支援活動ができるかわからない状況 私たちが支援できなくなっても、住民の方々だけで助け合って生活できるように‥ どうすればいいか?Dandeらいおんのメンバーで意見を出し合い、『自立を促す支援』を目標としての活動が始まりました ・支援物資の一部有料化(小額で販売) ・イベント参加者から会費(100円)を徴収し、自治会に寄付 ・これまでは参加していない人にも配布していた物資を、参加者のみの配布にする ・お料理や準備等は自治会を中心とした住民の皆さんで行ってもらい、私たちはお手伝いの立場をとる(自治会主催の場合)etc‥ 正しいか正しくないかは私にもわかりません 不平等と言われればそうなのかもしれませんし それでボランティアって言えるのか?と言われるかもしれません でも‥ 例えば人数分用意した物資や食事を1箇所にまとめて降ろし 『お一人1個ずつでお願いします』 『お一人一食でお願いします』 これが平等?確かに平等かもしれないけど、本当にそれでいいのかな? それが被災者にとって本当に必要なこと? 私が思う本当に必要なこと‥ それは住民の皆さん同士交流の場を持ち、みんなで助け合って 例えば一人ぼっちで引きこもっている人や、生きる気力を失っている人が居たなら その人が自らの意志で、家の外へ一歩を踏み出す手助けをすることなんじゃないかな? ではそのためにはどうしたらいいだろう? 試行錯誤の中での活動でした
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