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10月24日
先ごろお伝えしました様に、この度Dandeらいおんの主力メンバーの一人愛ちゃんが、めでたく第二子を授かり、当分の間現場での活動をお休みすることとなりました
私たちDandeらいおんの活動の一つである、登米市横山幼稚園跡地仮設住宅における定例のイベント、ワークショプは、これまで愛ちゃんが中心になって行なってきました
南三陸町で被災した方々が身を寄せているこの横山仮設にはご年配の方も多く、文字通り身一つで避難してこられた方、また身寄りのない方が多く入居されていました
周囲に溶け込めず孤立している方、引きこもっておられる方、体の不自由な方‥
私たちがここを知り、初めて訪れたのは震災から随分経ってからのことでしたが、山間のこの小さな集落には支援の手はほとんど届いておらず、自治会もほとんど機能していないような、寂しい印象を受けました
私たちで何とか支援したい、でもDandeらいおんのように発足したばかりでスタッフも少数、予算も少ない、こんな小さな団体にできることには限りがあり‥
全国の皆様にご支援頂いているとはいえ、充分と言えるほど物資の支援はできない、炊き出しなどのイベントも頻繁にはできない‥では何ができるだろう?
せっかく出来上がった集会所をもっと有意義に使って、住人のみなさん同士の交流の場を設けたい
いつか支援が届かなくなった時、助け合い、支えあって行けるような自治会を中心とした住民の輪を作る手助けをしたい
私たちで出来ることって?
導き出した答えがワークショップの開催でした
そしてこのワークショップという発想に行き着いたのは、愛ちゃんの強い想いがあってこそのことでした
実は愛ちゃんは手芸が好きで、『いつか仮設のみなさんと一緒に手芸ができたら‥』という思いから、パッチワーク教室に通い始めていたのです
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