「ぼく、やまちゃんの見方だから」

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涙で目は真っ赤。 流れ溢れ出したその涙を ごしごし必死に擦るから、 赤く跡がついてる。 そんな知念が、目の前にいた。 涼介「おま、そんな擦るから 赤くなってる!」 そう言って知念の腕を 強く掴んで制止する。 侑「痛っ」 涼介「あ、わりぃ…」 見てるだけでも痛々しいほど の知念についたその赤い跡を 俺が指でなぞると、 知念は俺に、ぎゅうっと 抱きついた。 _
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