5人が本棚に入れています
本棚に追加
ある王国に一人の王子が生まれました。
金糸の生糸の髪をたずさえ。
風に吹かれれば毛束はさらさらながれ。
白く透き通った陶器のように
滑らかな肌。
紫の瞳は
光を浴びれば色は多彩な光彩を宿し...
そう、それは、まるで虹色の玉。
見るものを一瞬にして
虜にする容姿を授かった
男の子が誕生しました。
子の噂はたちまち...
それは風が翔る疾風の如く
人々に知り渡り。
一目見ようと人々は
城に沢山集まりました。
人々は口々に「神童だ...」
など、「人知を越えた神の子だ」
中には神の子のだと
騒ぎ跪き赦しを
乞うものも。
子の名前は...
..................
最初のコメントを投稿しよう!