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君と僕
僕は知っていた、君の上履きが隠されていたこと‥
僕は知っていた、君の机に『死ね』『ウザイ』って書いてた連中のことを‥
僕は知っていた、君がイジメられていること‥
「その落書き一緒に消そうか?」
クラスで居場所のなかった俺はイジメをうけている君に話しかけた。
君は黙って机に書かれている悪口を消し続けていた
次の日君は腕に痣をつくってきた
「その痣どうしたの?」
俺はきいた。
けど君は黙って痣を隠してうつむいた
その次の日もその次の日も君は学校にきた‥イジメられていた
俺は毎日しゃべりかけた。
毎日‥毎日‥‥
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