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僕は、いつもの様に四角い牢屋のような部屋に座っていた。
僕には名前が無い。
たまに呼ばれるのは、名前ではなく番号だった。
僕の番号は7番。
後に聞いた話しだが、この番号とは、この奴隷施設に入ってきた順番だという事だ。
この奴隷施設は親に売られた、もしくは親に捨てられた子供が拾われてきた子供達を集めて作られた奴隷施設だった。
この奴隷施設のシステムは、雇い主が人を借りる分のお金を受付に支払い、そのお金の分の人数を借りれるという単純なシステムだった。
その中に居る名も無き少年が旅人に出会い魅せられ旅人と共に旅立ち色々な国を見ていくそんな物語である。
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