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あれからもう11年...
ロドリは心に決めていた。
“いつか奴隷にされた俺達の上にたち、優雅にシャンパンを飲んでいる奴らに復讐してみせる!!!”
今はただ東に進むしかない...
今の時代携帯はおろかラジオもながれていない...
だから国政情報は全く手に入らないのだ。
車もそろそろガソリンがなくなりかけていた...
近くにはガソリンスタンドを表す看板が見えていた。
ロドリはガソリンを入れる事にした。
「いらっしゃい。レギュラーやね?」
「はい。満タンはいくら?」
ロドリはちゃっかり美人さんになって愛想よくきいた。
「6万やね。お姉ちゃんべっぴんさんやから5万に負けたる☆。」
高いなぁ...
「じゃぁ~半分で2万に負けてお兄さん!?」
小汚いおじさんだがここは愛想よく...
「しょーがないなぁ~...特別だよ☆」
「わぁ~ありがと~☆★」
珍しく負けてもらえたロドリは気分良くガソリンスタンドを後にした。
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