子犬と少女の話。
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次の日。 すっかり元気になった子犬は、牢の中を走り回りました。 それを見ながら、少女は話をしました。 それはいつの日か門番に話した、王子さまの話でした。 「王子さまが私のところへ来てくれたら、あなたも一緒に行こうね。 一緒に、楽しく暮らそうね」 門番が、それを見て楽しそうにくすくすと笑っていました。 犬はきゃん、と鳴きました。 今日も昨日も、王子さまは現れません。 きっと明日も現れないのでしょうか。
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