《また堕ちてく》

2/16
前へ
/171ページ
次へ
しばらくして、シュージが荷物を持って出てきた。 …確かに小さな段ボール。 「念のため、中身確認してくれよ」 「あー、いーわ、めんどくさい。いらない物だろうから、テキトーしとく」 「お前は~」 シュージが笑う。 「つか。勘違いしないように先に言っとくけど」 「ん?」 「ここ、友達んちの側でよく来るし、通る道だから。私を見かけたからって、ストーカー扱いしないでね」
/171ページ

最初のコメントを投稿しよう!

105人が本棚に入れています
本棚に追加