93人が本棚に入れています
本棚に追加
「いや、話したくないなら無理に話さなくてもいいんだよ(^_^;)(やべぇ、この状態で語尾に草なんか生やしてる場合じゃねぇ。)」
「いや、愚さんになら話しても大丈夫です。」
そしてシルフィは静かに語り始めた。
「私は父が人間で母がエルフのハーフなんです。
そして、二人とも立派な魔法使いでした。
…でも、二人は私を守る為に死んでしまったのです。」
「!!!」
「そう、それはとある晴れた日の事でした。
私達家族は、ピクニックに出かけたんです。
」
「今日はとてもいい天気だな、絶好のピクニック日和だ。」
「そうですね♪
シルフィも楽しみにしてましたし、本当に晴れてよかったです。」
「わーいヾ(^▽^)ノ」
「こら、そんなに走ったら危ないですよ。」
「大丈夫だもーん♪
…キャッ!!」
ドテッ
「シルフィ!!!大丈夫?」
「痛い(泣)」
「だから言ったのに、ホントにもう(怒)」
「うぅ、ごめんなさい
(>_<)」
「まぁ、怪我がなかったから良かったじゃないか、それよりパパはおなかが減って仕方がないんだwww」
「もう、あなたったら。」
こんな楽しかった時間がまさかこんな悲劇に変わるなんてこのときの私達には知る由もなかったんです。
最初のコメントを投稿しよう!