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それは、お弁当を食べ終えた後でした。
「私お腹いっぱい」
「ハハハ、パパもお腹いっぱいだwww」
「ママもよ、フア~~、何だか眠くなってきたわ。」
「私も~。」
「よし、みんなでお昼寝でもしようかwww」
「うん♪」
こうして、みんなでお昼寝をする事にしたんです。
そして悲劇が起きました。
それは、私たちがお昼寝を初めてから何十分か経ったぐらいだと思います
グァオオオオオオオオオオオ
「!!!」
「なぜ、こんな所にドラゴンがいるんだ!!」
「あなた、とりあえずシルフィを連れて逃げましょう。」
私達は逃げようとしました、でも、
ガァアアアアアアアア
ドラゴンは焔のブレスを吐き、周りを火の海にし、逃げ道をなくしてしまったのです。
「クッ、このままではマズい。
せめて二人だけでも逃げてくれ。」
「ダメよ!!あなたも一緒に逃げましょう。」
「そうだよパパ。」
「いや無理だ。
たぶん奴も馬鹿じゃない、転移の準備をしている間に私達を攻撃してくるだろう。
だから私が時間を稼ぐ、その間に早く!!!」
「…………解ったわ。ёбдзжпщць……」
「そんな…パパ。」
私はママと逃げるそう思ってました。
でも転移の魔法は私にしかかけられてなかったのです。
「何で!!!ママはどうするの!!」
「シルフィごめんね、私もパパを助けるためにここに残るわ、大丈夫、絶対に帰ってくるから。」
「絶対だよ、約束破っちゃダメだからね!!」
「うん解ったわ、じゃあ、また後でね……転移……………ボソッ シルフィゴメンね。」
そしてこれが、私が最後に見た父と母の姿でした。
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