第2章 森で起きた出来事

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「そして、私だけが転移でこの家に戻ってきたのです。思い出がいっぱい詰まったこの家に………」 「もういいよ。」 ギュッ 「!!!」 「辛かったよな、苦しかったよな、 でもお前はよく頑張った。 慰めてもらう人もいないのに、一人でずっと我慢してきたんだもんな。 だけど今は俺がいる、俺の胸でよければ貸してやる。 だから今は泣いてもいいと思うぞ。」 「ウウ………… ウェエエエエエエエン(泣) 辛かったよう、いつかは帰ってきてくれると信じてた。 でも帰って来なかった。 だけどいつかは帰ってくると信じて泣かなかった、けど………………………ウェェエエエエエエエン」 「よしよし、よく頑張った、誰もお前を認めなくても俺が認めてやる シルフィはよく頑張ったよ、だから今は思う存分に泣いたらいい。」 そして 「スースー ZZZ」 (どうやら泣き疲れて眠っているようだな。 ホントに凄いよお前は、ずっと一人だったのに、よく頑張ったな。 でも、俺がいなくなったら、シルフィはまた一人になってしまうな。 ………そうだwww) そして愚は良いことを考え出したのである。
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