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先生「みんな静かに、今日は先生が素敵な物語をみんなに聞かせてあげるわ。」
ガキ「先週フられた彼氏の話?」
先生「そういうプライベートな話は先生ガキ相手でも容赦しませんからね。今日は『桃太郎』です。」
ガキ「桃太郎かぁ、確か桃太郎がおじいさんとおばあさんに食われて終わる話だっけ?」
先生「それは『続々桃太郎』の話でしょ、今日は『スーパー桃太郎』の話よ。」
ガキ「だせえよ!」
先生「昔々、おじいさんとおばあさんが…」
ガキ「うんうん、」
先生「千の風になっていました。」
ガキ「何そのまさかの最初からヘヴン状態!?」
先生「そのジジイとババアの家の近くに竹の林がありました。」
ガキ「ババアとか言ったよ!?今教師がババアとか言ったよ!?」
先生「そこを通りかかったじいさんが、ある光る竹があるのに気がつきました。じいさんはその竹を切ると…」
ガキ「あなたそれ明らかに展開が、かぐや姫になってますよ!?」
先生「中から大判小判がざっくざく!」
ガキ「中から桃太郎の展開じゃねえのかよ!?」
先生「こうしてじいさんは金持ちとなり、幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたし!」
ガキ「めでたくねえよバカヤロォ!桃太郎全く関係ねえじゃん!」
先生「…という夢を千葉県にお住まいの『大伴桃太郎』さんは見ましたとさ。めでたしめでたし!」
ガキ「最後やっつけですか?やっつけだとおっしゃってください!自分の非を認めなさい!」
先生「ちなみに大伴さんはフリーターなのに家を買おうとしてるのよ。」
ガキ「最後ちゃっかりパクらないでくださいよ!?」
先生「次回、『桃太郎、家を買う。』お楽しみに!」
ガキ「誰も待ってねえよ!!」
続くかも
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