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違う人の香を漂わせ帰ってくる姿を見るたび、
胸が嫉妬で締め付けられて、
一人で泣いてたの、気付いてた?
帰って来てくれた事に
ほっとしてたの知ってる?
まだ、帰る場所はここなんだって。
それだけが、
僕の支えだったんだ。
でも、ごめんね。
本当は分かっていたんだ。
もう、僕を好きじゃないって。
いつの間にか、
恋人から片思いになってた事に。
君が好きだったから、
片思いでも側にいたかったんだ。
また、僕の事を好きになってくれるかもって、
そんな淡い期待もあったし……
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