夏の青
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そんな、どうしようもなく馬鹿なことを考えて大きなため息をつく そうすれば隣から、金切り声が耳を突いた 「総っ!! あなた、聞いているの!!」 「あー…」 聞いてはいなかった というか、いたんだ杏子… あ、そういえばさっき、道先であったばかりだ 知れば怒るであろうことをぼんやり思っていると、今度は杏子がため息をついた
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