毎日

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気持ちが落ち着く事も無かった 周りで子供が親と手を繋ぎ笑っている 自分にもあんな時はあったのにと昔を思い出そうとしたが止めた過去も辛い思い出しか無い、 ブーっとケータイが鳴る音が聞こえた修也だった 電話に出ると今日俺の家泊まれるからこいよと修也が嬉しそうに言ってきた まるで状況を知ってたかのようだった 友也は夜道を歩き車が通るたび車の方を見たりしながら修也の家に向かった 少し遠いが坂を登ればすぐてあったのですぐに着いた ピンポンと鳴らすと修也のお母さんが出てきた 友也君久々やんと気さくに声をかけてくれた お邪魔しますと返し修也の部屋に入った 修也はベッドに寝転がっていた 自分がきた瞬間起き上がりベランダに行った タバコに火を付けた修也は自分にタバコを渡し火を付けた 煙をプカプカして修也は言ってきた なぁ友也お前家帰ってないんやったらなんで言ってくれへんねん 俺に位言えや その時友也は何で知ってるのかが気になったがあえて聞かなかった多分ずっと心配してくれてたんだろう ごめんと謝り部屋に戻った 修也のお母さんがご飯を作ってくれたみたいでリビングに呼ばれた リビングに向かい料理を見ると豪華な料理では無かった一般的だったが友也はそれを食べて泣きそうになった こんな笑顔でみんなで料理を囲んだ事は無かった これが本当の家族なのかと思いながら料理を食べ続け修也のお母さんの顔に自分のお母さんの顔を重ねた 何故自分の母親だけあんなんなんだろう? 友也食ったら部屋行こうやと言われ考えるのをやめてお母さんにごちそうさまでしたと言いお皿をさげて部屋に戻った 友也もう卒業だな俺は高校行くけど友也はどうすんの? 俺も高校は行きたいから行くよ 馬鹿な所だけどね もう俺ら会わないのかなと修也が行ってきた顔が寂しそうだったのを覚えている 会えるよ絶対会えると根拠も無いのに自信を持って言った すると修也は笑顔に戻り友達になる前の話など過去を振り返っていた 気付けば夜中の3時を越えていたので二人とも眠りについた あさっては卒業と考えると友也は寝れず いろんな事を思い出していたら彩希と会った事彩希と遊んだ事彩希を好きな事など色々考えていた 友也は彩希の事が好きなのだ一年前から好きなんだが顔が可愛いからすぐに彼氏が出来る 逆に友也も彼女を作れば二週間も持たないいつも彩希の事が忘れられなかった 友也は頭振り考え無いようにして眠りについた
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