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二人で歩いているだけで友也は恋人みたいと一人で舞うがっていた
なぁなぁ桜木うちらって友達やんな?
そりゃないきなり何言ってるん
嫌別に何もないけど桜木前うちにこくってきたやんあの時最後になんて言ったか覚えてる?
友也は胸の鼓動が速くなっていた
あの時彩希が俺に振り向くまで俺は待ち続けるって言ったのをしっかり覚えている
あぁもちろん覚えてるで
今でも待ってくれてる?
その言葉で速くなっていた鼓動が更に速くなった
待ってるよ
んじゃうちと付き合って
なんの冗談やねん
冗談ちゃうよ
まじで言ってる?
うん
何故か鼓動が収まってきた一年間待ち続けたこの思いがやっと叶う返事は1つしか無かった
俺の方こそお願いします
この時二人は手を繋ぎ帰った帰り道に公園でイチャイチャしたりしていた
友也はいつもは俺から付き合って彼女をすぐ振ってきたけど今回は一生一緒だと思っていたこの頃は…
そして二人でタバコを吸って彩希の家まで送り最後にキスをして帰った
友也はケータイを取りだし松山に電話をかけた松山は中学は違うけどそこそこ仲が良く家によく泊まらしてくれる
もしもし松山今日家泊まらしてや
良いよ適当に家入って来てな
松山の家に行く間友也は大好きな本を取りだした
友也はサスペンスやミステリーなどが好きだった
良く皆には本なんか似合わんと言われる
でも好きなものは仕方ないと言い聞かせていた
友也はいつも事件が起こって警察じゃ解決出来ない事件を俺が解決してみたいと思っていた
今も本を読みながら思っている
3ページを読み終えたところで本を閉じた
彩希の事が頭から離れないんだ
顔がにやけているのか周りからの視線が凄い
気にせず道を進んでいた
その頃彩希は家に着いたらお父さんとお母さんが居なかった
それは彩希が学校から帰って来て最初は気にならなかったけど9時を回っても帰ってこなかった電話をかけようとしたとき電話がなり
お母さんかなと出ると知らない男の声だった
誰?
お前の親は預かった
は?どうゆう事?
返して欲しかったら探してみろ期間は一週間警察に言ったら命はない
どうゆう事?
彩希は頭の中がパニックになったなんの事かわからなかった
必死に声を出して聞いた
どうやって探せばいいの?
1日に一回メールでヒントを送るそれで頑張れ
後彼氏にだけなら相談してもいいだろう
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