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「光はクラスに気になる子いたか?」
大介は尋ねる。光が横に首を振ると、大介はそれだからダメなんだよと言った。 確かに中学二年にもなれば、誰かを好きになったり、気になったりしているものだが、光にとっては大介と話してる方が楽しかった。
「大ちゃんは?」
「俺か?俺は三輪さんかな」
「三輪さん?てっきり楠木さんかと」
光がそう言うと大介は光の頭をぼかっと
叩いた。
「バカ!烏姫は美人だけど、すごく変わり者だ。あんな奴誰も関わらないさ」
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