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優「えっ?」
晶「もちろん、アイツも知らなかった。知られないために演技していたんだからな。」
男1「(役者だな…プロになれるぞ、絶対…)」
男2「(プロっつっても、悪役のプロだろうな…)」
男3「(今も十分悪役だけどね(笑)」
晶「だが勇子は、俺が出てってから気づいたんだろうな。勇子は俺に似て、賢いからな。」
そう言いながら、晶さんは私をソファーに押し倒した。
優「イヤッ❗…離して❗」
晶「勇子も哀れだな。今まで大事に護ってきた妹にあんなことを言われて…しかも、そのせいで自分が傷つくなんてな(黒笑」
優「⁉(勇…子…)」
私は、さっき勇子に言ったことを思い出した。
『勇子が話してくれないなら、私は父さんに話を聞く。』
優「(私は…ずっと護ってくれてた勇子を…傷つけた…)」
晶「だが、さすがにアイツにも気づかれそうでな…ちょうど風邪で眠ってるときに、薬を飲ませたんだ。」
優「く…す…り…?」
晶「(黒笑」
優「…?…⁉…まさか…」
晶「そう…俺がアイツを「優子❗」…本当にタイミングがいいよな、いつも。」
扉の方を見ると、自分と瓜二つの女の子…勇子と、何故か黒道の生徒の宇野くん、澤崎くん、松村くんがいた。
♥優子視点終了♥
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