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マ「またやっちゃったぜ…」
図書館を飛び出した魔里沙は空中で落ち込んだ声色でそう呟いた
マ「どうしていつもこうなんだぜ…」
思えば最初からそうだった。
彼女に優しくしたいのにどうにも素直になれずいつも怒られそうになるたびに、つい手直にある本をとり逃げてしまう
本だってホントはちゃんと返したいのにどうやって返せばいいのか分からないのだ
マ「なんで素直に話せないんだぜ…」
マ「(いつもこうだ…。あいつの愛くるしい姿を見てると胸が締め付けられて体と口が勝手に動いちゃうんだぜ)」
マ「こんな私…絶対に嫌なんだぜ!」
そう呟き家路をたどる。明日こそは素直になろうと決心して
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