7/13
前へ
/80ページ
次へ
「…………うぁっ。」 その事実に再び彼女は涙を流し、膝に顔を埋める。 いつもと同じ些細な喧嘩。 いつもと同じ春子の我が儘。 でも一つだけ、いつもと違うこと。 それは、亮太郎が春子を迎えに来なかったこと。
/80ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加