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冬夜「ぁぁああああああああ!!!」
ロシア上空に冬夜の絶叫が響き渡る。
冬夜(死ぬ!死んじゃう!
と、とにかくこのリュックみたいのがパラシュートのはずなんだ!
でもどうやれば開くの!?)
そうこうしている内にどんどん地面が近付いてくる。
冬夜(やばいやばい!!
まじでどうすりゃいいの!?)
若干諦めかけていたその時、バシュッと音がした。
同時に落下する速度が一気に減速した。
自動でパラシュートが開いたのである。
冬夜「た…助かった……」
だが問題はこれからだ。
着地する場所も着地の仕方も分からない。
ましてや、パラシュートの操作など出来るわけがない。
結局無抵抗のまま冬夜は森に突っ込んだ。
冬夜「ロシア入り完了…なのか?」
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