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弘「このエレベーターは普通ですね。」
?「ええ。今から行くのは普通ではありませんかね?」
この言葉を発した人物の顔には含み笑いを浮かべていた。
太「どうでもいいけどいつ着くんだ?」
?「もうすぐ着きますのでいましばらくお待ち下さい。」
チィン!
?「ふふふ、着きました。ご武運を祈ります。」
そう言うとくぐもった声の主は消えた。
太「消えた…」
太陽は目の前の人物が消えたことに呆然としている。
よく見ると他の4人も同じ反応である。
?「言い忘れたことが…ってどうかいたしましたか?」
いきなり消えた人物が目の前に現れたのだ。5人は目を点にしている。
しかしここで動揺を見せるのは得策ではないため、
全員「何でもないです。」
と強がるのだった。
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