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?「私の名前は訳あって言えません。けど私の願いを聞いて下さい!」
その女性は太陽に対して懇願した。
太「願い?」
?「そうです。実は私の顔を取り返して欲しいのです。」
この時初めてこの人物の顔が見えた。
巽「ひでぇな。」
弘「こんな風になるとは…」
直「どうなってんの?これ。」
寅「こんなことが出来るのか。」
この人物に残っている顔のパーツは口だけだった。
他は目にしろ鼻にしろ全く無くなっていたのだ。
?「あの春香と名乗るやつにやられたのです。あの悪魔に取られた私の顔を取り返して下さい!」
その言葉を聞いて太陽は、
ガシッ
名も顔も知らない女性に抱き締めた。
?「ちょ…」
太「あんたも大変だったな。」
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