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直「次はこっちを調べるか!」
直也が気合いを入れ勢いよく、カウンターの向こう側に向かって走りだした。
しかし、ここは廃病院(ほとんど筆者も忘れていた設定)である。そこら辺にでこぼこが有っても不思議ではない。
走っていた直也は、不運にもそのでこぼこに足をつまずかせ、前のめりにすっ転んだ。
直「痛たたたた。」
直也はなぜか、今は別人のような1人の先輩を思い出した。
直(太陽っていつもこんな感じだったのかな?)
こう思った直也だが実際の扱いはまだ太陽の方がひどいだろう。
直(太陽が元に戻らないかな?)
と、直也はため息を吐きながら、テンション下げながら、こんな事を考えていた。
直(いや。この関門を終えれば太陽は元通りになるんじゃないのか?)
直也の中で賭けて見たい事柄BEST3に入っている疑問について考える。
直(そうすれば俺はこの損な役回りから解放される!ヤッホー!!)
直也のテンションはこうして一気に上がった。
それにしても、テンション上げたり下げたり、全く持って忙しい奴である。
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