第三関門

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直「次はこっちを調べるか!」 直也が気合いを入れ勢いよく、カウンターの向こう側に向かって走りだした。 しかし、ここは廃病院(ほとんど筆者も忘れていた設定)である。そこら辺にでこぼこが有っても不思議ではない。 走っていた直也は、不運にもそのでこぼこに足をつまずかせ、前のめりにすっ転んだ。 直「痛たたたた。」 直也はなぜか、今は別人のような1人の先輩を思い出した。 直(太陽っていつもこんな感じだったのかな?) こう思った直也だが実際の扱いはまだ太陽の方がひどいだろう。 直(太陽が元に戻らないかな?) と、直也はため息を吐きながら、テンション下げながら、こんな事を考えていた。 直(いや。この関門を終えれば太陽は元通りになるんじゃないのか?) 直也の中で賭けて見たい事柄BEST3に入っている疑問について考える。 直(そうすれば俺はこの損な役回りから解放される!ヤッホー!!) 直也のテンションはこうして一気に上がった。 それにしても、テンション上げたり下げたり、全く持って忙しい奴である。
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