10人が本棚に入れています
本棚に追加
巽「直也…」
直「分かっている…」
寅「逃がしてください。」
巽&直「ふざけるな!」
今、巽達は寅丸を締め上げている。どうしてこうなったかと言うと、直也が化け物の真正面に行く。
巽が後ろから近づく。
寅丸がいきなり転ける。
化け物が振り向く。
巽がビビる。
なぜか化け物もビビる。
その間に直也がネックレスをひったくる。ということがあったのだ。
寅「助けて~。」
巽「何が『助けて~。』だ!変な場面でミスりやがって!」
直「そうだ!なんとかネックレスは取れたけど下手すりゃ死んでたかも知れないんだぜ!」
確かに3メートル以上の化け物に襲われたら、普通の人間な2人は一溜まりもなかっただろう。
寅「結果オーライって事でいいじゃん。」
巽&直「お前の所為だろ!」
それをこんな言葉で片付けられれば誰だってムカつくだろう。そうでなくても、提案者である寅丸がイージーなミスをしたせいで、爆発寸前の風船みたいな2人には耐えられる訳がない。
寅「どっちがいいかな?」
巽「いきなりどうした?」
寅「どうしたら2人を怒らせずにからかえるか考えてた。」
巽&直「お前はもう、黙ってろ。」
最初のコメントを投稿しよう!