第三関門

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ということでエレベーター付近に移動した5人。 直「エレベーターに着いたぜ。」 巽「言われなくても分かってるよ。アホ。」 いきなり巽に蔑まれる直也。 太「まぁまぁ、良い事あるって。分からないけど…」 寅「見ててスカッとしました。直也じゃなかったら全力で阻止したでしょうが…」 弘「馬鹿やってないで早く探すの手伝ってください。」 弘文以外の2人も直也に構っている間に早くも探し始める弘文。かなりマイペースだ。 巽「けどこんな場所探す所なんてないです。」 エレベーター付近に余計な物は無く、あるとすればベンチ位だ。 弘「エレベーター内にいるでしょう。」 巽「それはルール違反なんじゃね?」 弘「春香は手術室のあるフロアと言ったんです。エレベーター内に居たとすれば、この階にエレベーターを止めておけばこの階に居たと言い訳も可能です。」 そう言いながらエレベーターのボタンを押す弘文。 巽「そんな所に隠れ…」 そこまで言って巽の口が止まった。何故なら春香がそこに居たからだ。 春「Hello.」 相変わらずいい発音だが、 巽「御用だ!」 巽達はお構い無く春香を捕獲した。 こうして第三関門は幕を閉じた。
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