10人が本棚に入れています
本棚に追加
春「これは手厳しいね。」
巽「人を騙しといてそれは無いな。」
春「ひどーい。」
春香は涙目になりながら上目遣いをして巽を睨んだ。しかし巽は軽く流しただけだった。
寅「そんな事どっちだって良いですけど…」
巽&春「どっちだって良い…」
寅「そろそろあれがウザイ…って何2人が凹むんですか?!」
なぜか巽と春香は2人して泣いていた。
寅「俺のせい?」
巽&春「違う。」
寅「ならなぜ泣くのですか?」
巽&春「何となくです。」
その言葉を聞いた瞬間寅丸はグタッとなった。
巽「春香。」
春「何?」
巽「あのピンクオーラウザイね。」
春「そ~だね。」
巽&春「潰しに行くか。」
弘「止めなさい。」
よからぬ事を企て、それを実行しようとした2人を弘文が襟を掴んで阻止した。その際2人が転んでしまったのは仕方ない事だろう。
巽「弘文先輩。止めないで下さい。」
春「そうです!あの馬鹿を粛正しなければなりませぬぞ。」
弘「いい加減にしなさい。」
巽&春「ぶ~ぶ~。」
弘「駄々をこねない。」
巽&春「はーい。」
こうして見てみると巽達が家族に見えてくる。さしずめ、弘文が母親で巽と春香が仲の良い子供だろう。
最初のコメントを投稿しよう!