第四関門

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巽「制御不能ってどいゆう事だ?」 春「いや~。かなり力を使い過ぎちゃって、力が空っぽになっちゃったからさ、僕が創ったこの関門の制御すら出来なくなっちゃったんだ。」 この至極真面目に話している2人はつい5分前位までボケ倒していたが、太陽の頭突きにより沈静。そのまま真面目に会話をしだした。ちなみに太陽は結構な力で殴ったため、2人の頭にはたんこぶが出来ていた。 弘「回復させる方法は無いのですか?」 春「ちょっと位なら有るんだけど、空っぽだと無理だね。」 直「その方法ってどんな風にすんだ?」 春「何かを殺す。」 直後、辺りが重い空気に包まれる。直也以外は、何て事を聞いてんだ!と直也を睨み、直也も、聞いてはいけない事を聞いてしまった。と、軽い自己嫌悪に陥る。 巽「まぁ、あれだ。元気出せよ。」 春「えっ?」 太「この馬鹿はボコるから心配するな。」 弘「大丈夫ですよ。21枚爪を剥がしますから。」 直「太陽はボコろうとするな!弘文は冷静になれ!爪は全部で20枚だ!」 寅「良い事あるって。」 咲「頑張ってください。」 春「何?これ…」 春香は呆然と立っているしかなかった。
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