第四関門

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巽&直&春「ハァハァ」 弘「やっと終わりましたか。」 3人が疲れた頃合いを見て弘文が間に入る 巽&直&春「あっ!そう言えば…」 3人はやっと本来の目的を思い出した。 巽「しかし」 春「バグがこんなに簡単に倒されるとは…」 巽「直也。ちょっと来て。」 直「どうした?」 巽は直也を曲がり角に呼び出して来たところにヘッドロックを仕掛けた。 直「いきなりどうした!」 巽「お前はバグの存在維持装置とやらを持っているそうだな?」 直「なんだよ、それ!」 巽「白を伐つもりだな?」 直「しらをきるつもりなんざ一切無い!だからヘッドロックを辞めて!」 巽「ならここで何かを拾ったか?」 直「拾った!拾ったけど!」 巽「物を出せ。」 直「はぁ!って痛てててててて!」 巽「早く!」 …だんだん喝上げかそれに似た何かに見えてきた。 直「これがそうだ。」 直也が最後の力を振り絞ってズボンのポケットから何かを取り出した。巽はそれを見るなり手に取った。 巽「これが…」 そこにあったのは小さくてどこか寂しげな銀の十字架だった。
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