プロローグ

3/4
前へ
/22ページ
次へ
待て待て。落ち着け俺よ。 数分前に俺は目の前の少女、柏田 愛兎(Kasiwada Aito)に体育館裏に来いとか言われたからもしかしたらとは思ったが…… だって愛兎とはまだ出会って間もないワケだしつか入学三日目で告白するか普通? 「聞ーこーえーなーいーのー?」 「き……聞こえてる聞こえてる!いやその……」 「イエスかノーで答えるだけの簡単な質問にも答えられないのアンタは?」 頬を膨らませてちびっこい少女は腰に手を当てて言う。
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加