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「誰だお前?」
「俺の名前は神山竜二」
簡単に自己紹介を済ました神山は、指を鳴らした。
すると一人の男が、ブレスレットを順番に生徒に渡していく。
「そのブレスレットをつけてくれ」
言われるがままに、全員がブレスレットをつけた。
「いきなりですが君達には殺し合いをしています」
「なっ!何言ってんだ!?ふざけてんのか!」
彼、久保大地はそう言うと立ち上がり反論する。
「意味わかんねぇんだよ!ぶっ殺すぞ!」
「君、うるさいよ」
神山は、ボタンを押し久保の顔を見てへらへら笑っている。
なんなんだあいつ、なに笑ってやがる?
久保が考えていると自分の体に異変がおきた事に気付き始めた。
「うっ!てめ…ななな何」
最後まで言い切る前に久保は、泡を吹いて倒れ込んだ。
「え~こんな感じにブレスレットには毒が入っています。学区内から外に出るとセンサーが反応し毒を盛られて死にます」
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